諸外国の労働環境から見るニッポン

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第12回 「シンガポールの外国人労働者問題」

シンガポールは来年独立50年を迎える、若くて国土も大きくはない国ですが、国民一人あたりのGDPは日本の1.5倍と非常に裕福な国の一つです。 これほど短期間に急成長した理由は、1980年代に自由主義経済を推進する政策をとり、海外からの投...
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第11回 「ノルウェーの育児休業」

皆さんの会社で男性社員が育児休業を取得した実績はありますか。 制度としては男性も育児休業を取ることができることは皆さんご存知でしょう。厚生労働省すらも「イクメン」などという言葉を使ってまで、イメージを上げ、さらに広く認知させようと躍起...
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第10回 「ベトナムの就業規則」

皆さんの会社では就業規則を整備しておられるでしょうか。 会社の秩序を守り、トラブルを防止するためにも、就業規則は企業規模の大小にかかわらず必要不可欠なものだと言って過言ではありません。 海外にも就業規則の仕組みをもつ国は多くあります...
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第9回 「イギリスの年金制度」

「ゆりかごから墓場まで」というフレーズを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。 これは元々第二次世界大戦後にイギリス労働党が掲げたスローガンでした。 当時のイギリスはヨーロッパのみならず多くの国に影響を与えるほど社会保障の充...
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第8回 「中国の過労死」

「交番」「カラオケ」「盆栽」「折り紙」「改善」・・・。 さて、一見バラバラに見えるこれらの単語の共通点は何でしょう。 答えは“KOBAN” “KARAOKE” “BONSAI” “ORIGAMI” “KAIZEN”と、全て外国でその...
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第7回 「ドイツの有給休暇」

ドイツにはコンビニエンスストアがないのをご存知でしょうか。 一部を除く商店はその営業を平日の午前6時~午後8時までと定める「閉店法」という法律のためです。 昼は労働して夜は休むもの。ウイークデーは労働して週末は休むもの。 というス...
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第6回 「オーストラリアのワークライフバランス」

前回は北欧の国々におけるワークライフバランスについてのお話でしたが、今回はその分野の先進国とも言えるオーストラリアを見てみることにします。 経済協力開発機構(OECD)が発表する「より良い暮らし指標」というものがあります。 世界...
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第5回 「デンマークの職場満足度」

突然ですが、皆さんは現在の職場に満足していますか。 または従業員の方々はどのくらい職場に満足していると思われますか。 オランダのある企業が2010年に25カ国に対して実施した労働者意識調査の結果、現在の職場に「非常に満足している」ま...
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第4回 「イギリスの労災保険」

思いもよらず発生する労災事故は、従業員を使用する立場の皆さんにとって 悩みの多い問題ではないでしょうか。 この労災保険の起源は古く、ヨーロッパの数カ国では1800年代にはすでに法律として導入していた歴史を持ちます。 最も古くから労...
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第3回 「アメリカの労働契約」

アメリカ映画を見ていると登場人物が上司に「お前はクビだ!」と言われるシーンがしょっちゅう出てきますが、実際にそんなことをして問題にならないのかとちょっと不思議に思えます。 日本においては御存知の通り「使用者が労働者を解雇しようとする場...